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ADHDについて

「息子の為」という言葉について

ADHDについて
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こんにちは、つばさです。

今この記事を読んでいる皆さんは

学生でしょうか?高校生の子供を持つ主婦でしょうか?

そんな皆さん、

誰しも一回は言ったり、言われたりするんじゃないでしょうか。

「これは貴方の為だよ!」母

「取り敢えず今は長い物には巻かれておけ」父

僕は親にこの言葉を言われた事があります。

同時にその言葉に違和感を覚え、

何回も一緒に話し合いました。

勿論、この言葉には”本当”も含まれている事は感じています。

親は本当に僕の事を思って言ってくれた言葉なのだと感じます。

(勿論親の事は大好きです。)

しかし僕が感じた”違和感”を皆さんにお伝えするのが今回の目標です。

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とある場面

事態はこんな場面で起こりました。

過去に実際にあった話です。

親

はよ、就職活動せい。

つばさ
つばさ

やらなきゃいけないのは十分に承知である。

しかし、今就職についての考えがまとめているからちょいと待ってくれ。実際まだ期限までは余裕がある。

1週間後

親

インターンは?

つばさ
つばさ

説明会も行ってきた。

やりたい事に関係あるものに行ってみたいから申し込んどく。

親

興味ないのも50個位応募しておきなさい。

つばさ
つばさ

50…。俺には今専門学校の説明会だとか、やりたい事へのやらなきゃいけない事がはっきりしている。そっちに時間割きたいから、応募のハードルは下げるけど50は無理だよ。あんまり行きたくないところに嫌々行っても相手に失礼でしょ。

親

落ちる可能性の方が高い。とにかくやっておいて。

あなたのためよ。

つばさ
つばさ

嫌だね。確かに興味のラインは下げるけど、

興味がないところには行けない。

興味がある事にまず時間を割きたい。

1週間後

親

インターン50個終わった?

つばさ
つばさ

俺の中でやる事は決まっているとこの前説明したはず。

実際に決めた通りにもう実行している。

結局僕の為と言いつつ、貴方が安心したいだけなのでは?

この話の解説

まず、親の言っている事は最もだと思う。

コロナの状況下だし、インターンの当選確率は低いから

母数をまず増やすべきだと思う。

ここには賛成だった。

実際に、興味が少しでもあるなら企業に応募してみることにした。

この論でいくと50個応募するのも自然な流れだった。

けれど僕の考えはそうじゃなかった。

全く興味ないところは、幾ら経験とはいえど

モチベーションがない。そんなところに行っても相手に失礼である。

確かに親の言った通りにしなかった僕は

興味の少しでもあるところに応募していった結果全て落ちてしまったのだが

仕方がない事だと思った。

親の言っている事はある意味正しいのかもしれない。

でも、自分の中でも整理されていない事を

長い物には巻かれろというのは正直違うなと思った。

その結果僕が親に放ってみた言葉は

貴方の為じゃない。結局自分の為なんじゃないの?

だった。

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感じた違和感とは

幸せとは?最善策とは?

あなたの為よ!!

っていう言葉って、貴方はこれで幸せになれるの!

って聞こえる。

今は分からないだろうけど、

今これやっておけばいいの!幸せになれるの!あなたの為!って。

でも果たしてそうだろうか。

何も分からないまま。突き進んで、結果だけは良く残っていく。

心にはどうしてこれが正解なのか分からない。

自分の中の最善策は別のところにあるのに。

それは幸せと言えるのだろうか。

正しかったこと

親に言われた事が実際に結果的に正しかった事は多々ある。

けれどそのたび僕は

いや。それでも自分のやり方でやってみる。と言い、

痛い目をみて、

あぁ、親が正しかったんだな。と実感する。

けれど僕は

痛い目をみてやらなきゃよかったと後悔したことは一度もない。

エジソンが言っていた。

「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」

僕は自分の道を選んで、不幸にはなっていない。

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僕が親の立場ならどうしたいか

大切な人に自分と同じ失敗を踏んで欲しくないというのは最もだと思う。

僕だってそう思う。

だから親も同じ気持ちであり、

貴方の為という気持ちに偽りは一切ない。

でも、本当に相手の事を思うなら見守るしかないと思う。

助言はする。

でも選択するのは相手である。

結局、経験してない人に幾ら論を唱えたとて、

その人の正解は、今その人が最善だと思う事を実行する事だと思う。

僕等見守る側に出来る事は、

相手が失敗しないようにするのではなく、

如何に自分の道を前に進めていけるか。

全力でサポートする事が唯一出来る、

”あなたのため”に出来る事かもしれない。

最後に、この記事を書くことに同意してくれた親に

心から感謝します。ありがとう。

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