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過程

#0 自殺は何故してはいけないのか。

過程
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最近、テレビではこの単語をよく耳にするようになりました。

僕がこの言葉を知ったのは小学生。

初めて聞いた時は怖い。漆黒を思い浮かばせるようなイメージでした。

でも、実際に自殺がどうゆうものか、

え?自殺なんて絶対にしないだろ俺は。と、

どこか実感できない。そんな存在であった気がします。

しかし、突如気付いた時

僕はこの恐ろしさを実感する事になりました。

今回は、そんな、死の選択について話します。

でも、僕は大真面目には書きませんよ笑

だってこんな話、笑っていないと、怖いじゃないですか!!

重く考えなければいけない。

けれど、時には気楽に肩の力を抜いて

ゆっくり考えていきましょう。

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過去に実際にあった事

何から話しましょうか。

…では、僕が突如実感する事となった

自分で命を絶つことの状況をご説明します!

大学2年生の冬

何はともあれ、

僕は、自分で命を絶つなんてそんな事には絶対ならんやろ。

という考えを以前から持っていて、

あくまで他人事のようにニュースを聞いていたのを思い出します。

(誰かにはあるのかもしれないが、自分は大丈夫だろうという事です。)

しかしその時は突然、というよりも気付いたらそこにありました。

これは僕が大学2年生冬の時の話です。

当時僕は、

大学に何故行かなくてはならないんだろう?

人生、幸せってなんなのだろう?

という事を考えていました。

大学は、将来の夢とは全く違うベクトルだけど

親は困らせたくないから大学には無理やり通っていたし、

僕は何かしら意義というものを大事にしていたから、

人生の意義について考えていたんですね。

そしたら、

例えば恋愛は○○の為にあるんだ。仕事は。。。

と色々と無理やり定義づけを行なっていった結果

全て身の回りの事は定義づけを終え、

全て知ったつもりになってしまいました。

そしたら後はこう思うのが自然です。

…マイナスの事を言うのはやめましょうw

ご想像にお任せします。

(簡単に言うと飽きた。です)

更に、意義を分かっていないまま大学に通い続けている自分に

何してんだろ?俺は。となるのも無理ない話だったと思いますね。

そうこうしているうちに、

大学の帰り道、ホームの電車待ちをしている時突然こう思いました。

「あ。飛び込めちゃうかもしれない。」

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死が一番近かった瞬間

結局飛び込む事はありませんでした。

当時を思い出せば当たり前の話なのですが、

別に飛び込もう。じゃなくて飛び込める。と感じたんです。

あんなに、自分で命を絶つ事を他人事のように考えていたまでの僕が

気付いたらそんな事を考えていたんです。

その時僕は、

自分で命を絶つことを選んだ人の気持ちに

少しでも共感出来たように感じました。

人は弱ると、こんな行動もとってしまえるのだと。

十二人の死にたい子供達

(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

それはそうと、この前こんな映画を観たんです!

実はネットでは賛否両論なのですが、

僕はこの映画から大切な事を感じ取れたため、評価している作品です。

ネタバレは極力避けて、楽しめるようにするので安心してください。

この映画は中身はサスペンスなのですが、

命の大切さを描いた話でもあります。

当然、12人全員に”死にたい理由”が存在するわけで

それは本当に僕からしたら些細な事や、

うわ…と思うものまであります。

そんな中、登場人物の一人は、他の子たちに対してこう聞きます。

「あなたたちはもう既に結論が出ているんでしょう?

自分の生には意味がなかったって」

まるで死ぬことが最終手段と分かったうえで死のうとしていました。

もう他にやれることは何もなく、

もうこの手段しかないと考えに考え抜いて出した結論だと言いました。

果たして他の11人は。そして僕等は。

その段階まで達しているのでしょうか。

もう、生きていてもどうしようもないのでしょうか。

まだやれることはないのでしょうか。

どうしたら、この状況を打破できるのでしょうか。

どうせ死んでしまうなら、ゼロからやり直すことはできないのでしょうか。

大学をやめたり、全てを一旦放棄して、本当にゼロから始める。

そういう手もあるんじゃないでしょうか。

幸せな未来をまた見れるんじゃないでしょうか。

それでもまだそう思えない人。

今は辛いかもしれない。人は弱るときはとことん弱る。

まだ状況を変えられる策は思いつきませんか。

心の声を聴いてください。

あなたはどうしたいですか。

楽しい事、やってみたい事。まだあるんじゃないですか。

僕は、地球は色んなところに旅行したいし。

友達との思い出をもっとつくっていきたい。

ゼロからスタートすればいいんです。

そんな意味なら

僕だってすでに何回も死んでいますよ!!笑

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あとがき

死は生と紙一重です。

人は弱るとどこまでも落ちていきます。

でも僕等は何も持っていない0から生まれて幸せを感じてきたんです。

(親の愛だとかはありますが、友情や愛は自分で獲得できるはずです)

なら僕等はいつだって0から始められます。

自殺するなら状況を殺せばいい。

なにも、命を殺す必要など、無いと思いませんか。

後は言わずもがな。です。

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